香川県

香川県の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

香川 観光ガイド

香川県の観光・旅行 Info

高松市周辺の観光地

栗林公園(りつりんこうえん)

栗林公園は、国の特別名勝に指定されている日本庭園で、約400年の歴史を持つ名園です。広大な敷地に6つの池と13の築山が配され、四季折々の風景が楽しめます。園内には茶室や和船もあり、ゆったりとした時間を過ごせます。

高松城跡(玉藻公園)

高松城跡は、かつての高松藩主・松平家の居城跡で、現在は玉藻公園として整備されています。海水を引き込んだ珍しい城で、堀に泳ぐ鯛を眺めながらのんびりと散策が楽しめます。

小豆島(しょうどしま)の観光地

エンジェルロード

エンジェルロードは、潮の満ち引きによって現れる砂の道で、1日2回だけ渡ることができるロマンチックなスポットです。カップルや家族連れに人気で、干潮時を狙って訪れるのがおすすめです。

寒霞渓(かんかけい)

寒霞渓は、日本三大渓谷美の一つに数えられ、ロープウェイからの絶景が楽しめます。特に秋の紅葉は圧巻で、観光シーズンには多くの人で賑わいます。

直島・アートの島

地中美術館

地中美術館は、安藤忠雄が設計した地下空間に建てられた美術館で、クロード・モネやジェームズ・タレルなどの作品が展示されています。自然と建築、アートが融合した非日常的な空間が魅力です。

ベネッセハウスミュージアム

ベネッセハウスは、宿泊施設と美術館が一体となったユニークな施設で、瀬戸内海の美しい風景とともに現代アートを堪能できます。直島全体がアートに包まれた空間で、芸術好きに特におすすめです。

丸亀市・琴平町の観光地

金刀比羅宮(ことひらぐう)

金刀比羅宮は、「こんぴらさん」の愛称で親しまれる由緒ある神社で、785段の石段を登った先に本宮があります。道中にはお土産屋や茶屋が並び、参拝の楽しみも広がります。

丸亀城

丸亀城は、日本一高い石垣を持つ平山城で、現存12天守の一つです。城からの眺望は絶景で、丸亀市街や瀬戸内海を一望できます。

さぬき市・東かがわ市の観光地

大窪寺(四国八十八箇所・第八十八番札所)

大窪寺は、四国霊場巡りの結願寺(最後の札所)として有名です。参拝後に食べる「打ち込みうどん」も名物の一つです。

白鳥温泉

白鳥温泉は、歴史ある温泉地で、心地よいお湯と落ち着いた雰囲気が魅力です。旅の疲れを癒すのにぴったりのスポットです。

香川県のグルメガイド

香川県の名産品とローカルフード

讃岐うどん

讃岐うどんは、香川県の代名詞ともいえるご当地グルメ。コシの強い麺と、いりこ出汁の風味が特徴です。セルフ式の店舗が多く、自分で天ぷらや薬味を選べる楽しさもあります。

オリーブ関連商品(小豆島)

小豆島は日本のオリーブ栽培発祥の地。オリーブオイルをはじめ、オリーブソフトクリーム、オリーブ牛(オリーブを飼料に混ぜた和牛)など多彩なグルメが楽しめます。

骨付き鳥(ほねつきどり)

骨付き鳥は、丸亀市を中心に人気のご当地グルメ。鶏のもも肉を丸ごとスパイスで味付けし、ジューシーに焼き上げた一品で、「おや(親鶏)」と「ひな(若鶏)」の2種があります。

あんもち雑煮

あんもち雑煮は、白味噌仕立ての雑煮に甘いあんこ入り餅を入れた香川独特の正月料理。一見変わり種ですが、甘じょっぱい絶妙な味わいが癖になります。

しょうゆ豆

しょうゆ豆は、炒ったそら豆を甘辛い醤油だれに漬け込んだ保存食。素朴ながら味わい深く、ご飯のお供や酒のつまみに最適です。

人気のローカルレストラン・うどん店

山越うどん(綾川町)

山越うどんは、「かまたまうどん」発祥の店として有名な人気店。長蛇の列ができることもある名店で、モチモチの麺と卵のまろやかさが魅力です。

一鶴(いっかく・丸亀市、高松市)

一鶴は、骨付き鳥の専門店として県内外にファンが多い人気チェーン。香ばしくスパイシーな「おやどり」と、柔らかい「ひなどり」が選べます。

なかむらうどん(丸亀市)

なかむらうどんは、セルフ方式の草分け的存在。「釜揚げ」や「ぶっかけ」など、様々なうどんをリーズナブルに楽しめます。

オリーブ公園内 レストラン サン・オリーブ(小豆島)

サン・オリーブでは、オリーブを使った創作料理が楽しめます。小豆島の海を眺めながら、ヘルシーでおしゃれなランチをどうぞ。

香川県のお土産おすすめ

讃岐うどん(乾麺・半生麺)

讃岐うどんは、お土産としても定番。多くの土産店や道の駅で購入でき、茹でるだけで本格的な味が楽しめます。

オリーブ製品(オリーブオイル、コスメ)

オリーブ関連商品は、女性に人気のお土産。食用オイルのほか、石鹸や化粧品なども充実しています。

しょうゆ豆

しょうゆ豆は、常温で持ち帰れる便利なお土産。昔ながらの手作り品もあり、地元の味を再現できます。

和三盆(わさんぼん)

和三盆は、上品な甘さと口どけの良さが特徴の高級砂糖を使った干菓子。香川県東部の特産で、お茶請けや贈答品にぴったりです。

オリーブ牛の加工品

オリーブ牛を使ったレトルトカレーやしぐれ煮、缶詰なども人気です。特別感のあるお土産として喜ばれます。

香川県の季節の祭り・イベント

香川県の代表的な祭り

丸亀お城まつり(丸亀市)

丸亀お城まつりは、毎年5月に開催される丸亀市最大級の祭りです。丸亀城を背景に、市中パレードや時代行列、武者演舞などが行われ、町全体が賑わいます。夜には花火大会もあり、地元の人々だけでなく観光客にも人気です。

さぬき高松まつり(高松市)

さぬき高松まつりは、8月中旬に開催される高松市の夏の風物詩。総おどりや花火大会、ステージイベントなどが3日間にわたり繰り広げられます。浴衣姿の踊り手たちが街を練り歩く「総おどり」は圧巻です。

こんぴら祭り(琴平町)

こんぴら祭りは、10月に開催される金刀比羅宮の秋季例大祭で、神輿渡御や奉納芸能などが行われます。伝統的な装束を身にまとった行列や、地元の芸能披露が見どころです。

小豆島まつり(小豆島町・土庄町)

小豆島まつりは、島内各地で開催される夏の祭りで、地域ごとの特色あるイベントが楽しめます。特に、土庄港で開催される花火大会は、海と夜空を彩る幻想的な風景が魅力です。

地域文化を体感できるイベント

瀬戸内国際芸術祭(瀬戸内海の島々)

瀬戸内国際芸術祭は、3年に1度開催される現代アートの祭典で、直島・豊島・小豆島など香川県の島々が舞台となります。国内外のアーティストによるアート作品が各地に展示され、地域住民と来訪者が一体となって楽しむことができます。

オリーブ収穫祭(小豆島)

オリーブ収穫祭は、毎年10月下旬〜11月初旬にかけて開催され、小豆島の特産であるオリーブの収穫を祝います。収穫体験、オリーブグルメ、音楽イベントなどが楽しめる、家族連れにも人気の催しです。

讃岐もち麦フェスタ(善通寺市など)

もち麦の一大産地である香川県ならではのイベントで、讃岐もち麦を使ったヘルシーな料理や商品の販売、講演会などが行われます。食育にもつながる地域振興型イベントです。

特徴的な風習・伝統行事

しっぺい踊り(観音寺市)

しっぺい踊りは、江戸時代から伝わるとされる風流踊りで、観音寺市内の祭礼などで披露されます。古式ゆかしい踊りは、県の無形民俗文化財にも指定されています。

どじょう掬いまつり(多度津町)

どじょう掬いまつりでは、島根県発祥のユーモラスな「どじょうすくい踊り」が披露され、地元の人々によるパフォーマンスが人気です。香川独自のアレンジが加えられているのも面白い点です。

香川県近隣地域の注目イベント

阿波おどり(徳島県・8月)

阿波おどりは、香川県のすぐ隣・徳島県で開催される日本三大盆踊りのひとつ。香川県からのアクセスも良好で、旅行のついでに訪れる観光客も多いです。「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々!」という掛け声が有名です。

よさこい祭り(高知県・8月)

よさこい祭りは、エネルギッシュな音楽と踊りが融合した南国らしい祭り。香川から日帰りで訪れる観光客も多く、四国全体を楽しむ旅の一環としておすすめです。

香川県の気温・天候

香川県は、瀬戸内海式気候に属し、年間を通じて晴天の日が多く、降水量が比較的少ないのが特徴です。台風や集中豪雨のリスクも全国的に見ると低めで、旅行には適した地域です。以下に季節ごとの気候や気温、特徴的な気象現象についてご紹介します。

春(3月〜5月)

気温と天候

春の香川県は、3月下旬から徐々に暖かくなり、4月には日中20℃近くになる日も多く、5月には初夏のような陽気を感じる日もあります。最低気温も10℃を超える日が増えて、過ごしやすい気候です。

特徴

桜の開花は例年3月下旬〜4月上旬。栗林公園や金刀比羅宮、小豆島の寒霞渓などが人気の花見スポットとなります。花粉(特にスギ・ヒノキ)の飛散がある時期でもあるため、花粉症の方は注意が必要です。

梅雨(6月中旬〜7月中旬)

気温と天候

梅雨時期は、日中の気温は25〜28℃程度、湿度が高く、蒸し暑く感じる日が増えてきます。ただし、香川県は全国でも降水量が少ない地域の一つで、梅雨であっても連日雨が降ることは少なく、晴れ間も見られます。

特徴

雨天の日は少ない傾向にあるため、旅行計画が大きく乱されることは少ないと言えます。紫陽花の名所である公渕森林公園や四国霊場の静かな参拝もこの季節の魅力です。

夏(7月下旬〜9月上旬)

気温と天候

夏の香川県は、気温が30℃を超える真夏日が続きます。特に8月は35℃近くになる日もあり、熱中症への注意が必要です。ただし、海風の影響で朝晩は比較的涼しい場合もあります。

特徴

高温多湿なため、屋外観光にはこまめな水分補給と休憩を。小豆島の海水浴やオリーブ公園、夕暮れのエンジェルロードなど、夏ならではの体験が楽しめます。台風シーズンでもありますが、香川県は地形的に台風の直撃は比較的少ない地域です。

秋(9月中旬〜11月)

気温と天候

秋の香川県は、9月中旬以降から気温が落ち着き、過ごしやすい季節になります。10月は最高気温が20〜25℃前後で、紅葉シーズンの11月には15℃前後まで下がります。

特徴

寒霞渓や金刀比羅宮、栗林公園などの紅葉が美しく、観光のベストシーズンです。晴天率も高く、イベントも多いため、快適に旅行を楽しめます。台風の影響が残る年もあるため、10月初旬までは天気予報のチェックを。

冬(12月〜2月)

気温と天候

冬の香川県は、瀬戸内海の影響で温暖かつ乾燥した気候が特徴です。平均気温は5〜10℃ほどで、雪が降ることは非常にまれです。晴天の日も多く、空気が澄んで景色が美しく感じられる季節です。

特徴

冬の澄んだ空気の中での観光は落ち着いた雰囲気があり、人気スポットも比較的空いています。寒さ対策は必要ですが、積雪や交通機関の混乱も少なく、冬でも快適に移動できます。

香川県へのアクセス

香川県は四国の北東部に位置し、本州との交通の要衝として整備が進んでいます。鉄道・飛行機・高速道路・フェリーなど多様な交通手段でアクセスできるのが特徴です。以下に、主要なアクセスルートや県内・周辺移動のポイントをご紹介します。

本州から香川県へのアクセス

JRでのアクセス

新幹線+在来線を使うのが便利です。岡山駅でJR瀬戸大橋線(マリンライナー)に乗り換えることで、高松駅まで約1時間で到着します。東京・名古屋・大阪などから新幹線で岡山へ向かうルートが一般的です。

所要時間の目安

飛行機でのアクセス

高松空港には、東京(羽田)、沖縄(那覇)、福岡などから定期便が運航されています。高松空港から市内までは空港リムジンバスで約40分です。

航空便の一例

自動車でのアクセス(瀬戸大橋経由)

瀬戸中央自動車道を通って瀬戸大橋を渡ると、岡山県倉敷市から坂出市まで車で約30分。
大阪・神戸方面からは、明石海峡大橋経由で徳島を経て香川入りするルートもあります。

フェリーでのアクセス

フェリーは本州の神戸・岡山・広島方面から利用可能で、車両も乗せられる便があります。小豆島や直島など、離島観光にも活用できます。

香川県内の移動手段

鉄道(JR四国・ことでん)

香川県の主要都市をつなぐのがJR四国高松琴平電気鉄道(ことでん)です。ことでんは高松〜琴平・長尾・志度方面を結び、観光客にも便利なローカル線です。

路線バス

各市町に路線バスが運行されており、観光地へのアクセスにも利用できます。ことでんバスや小豆島オリーブバスなどがあります。

レンタカー

観光地を効率よく巡るにはレンタカーが便利です。特に小豆島や讃岐平野の農村エリアを訪れる場合は車移動が推奨されます。高松駅・高松空港などで借りられます。

レンタサイクル

高松市内や直島、小豆島ではレンタサイクルが人気。市街地や観光地を気軽に回れる手段として活用されています。

香川県から周辺地域へのアクセス

徳島県・愛媛県・高知県への移動

四国内の他県へはJR特急や高速バスが便利です。

主な所要時間

瀬戸内の島々(直島・小豆島など)へのアクセス

高松港からフェリーや高速船で各島へ移動できます。

代表的な航路

香川県の移動手段

香川県はコンパクトな地形ながら、鉄道・バス・レンタカー・フェリーなど、さまざまな交通手段が充実しています。高松市を中心に各エリアへのアクセスがスムーズで、観光にも便利です。

鉄道を使った移動

JR四国

JR四国の主な路線は、香川県内を東西に結ぶ予讃線と、岡山から坂出を通り高松へ至る瀬戸大橋線(本四備讃線)です。
高松駅を起点に、坂出・丸亀・観音寺方面へ移動するのに便利です。

代表的な駅と所要時間(目安)

高松琴平電気鉄道(ことでん)

ことでんは、観光地・金刀比羅宮のある琴平や、屋島・志度方面などへ向かう私鉄路線。
高松築港駅(高松駅のすぐ近く)を起点に、琴平線・志度線・長尾線の3路線があります。

例:ことでん 琴平線

バスでの移動

ことでんバス・琴参バス

香川県内にはことでんバス琴参バスなどの路線バスがあり、駅から観光地へのアクセスにも利用できます。高松空港から高松市街地へのリムジンバスも運行中です。

高松空港リムジンバス

車を利用する移動

レンタカー

レンタカーは、香川県の観光を自由に楽しむための便利な選択肢です。特に、小豆島などの離島や、公共交通機関ではアクセスしづらいエリア(五色台・塩江温泉など)を巡る際に重宝されます。

主なレンタカー営業所

自家用車・カーシェア

自家用車での観光や、カーシェアリングの利用も増加中です。香川県内は道路の整備状況が良く、移動しやすい地域です。駐車場も多く、観光施設では無料駐車場が整備されていることが多いです。

フェリー・高速船を使った島めぐり

高松港からの航路

香川県には瀬戸内海に浮かぶ美しい島々(直島、小豆島、豊島、男木島、女木島など)があり、高松港を起点としたフェリーや高速船が運航されています。

主なフェリー航路

レンタサイクル・徒歩観光

レンタサイクル

高松市内・直島・小豆島などでは、観光客向けのレンタサイクルが充実。美術館巡りや港町の風情を味わう散策に最適です。坂の多い場所では電動アシスト付き自転車の利用がおすすめです。

徒歩観光

高松市中心部(高松城跡、栗林公園周辺)は徒歩でも十分に巡れる距離です。城下町の名残や商店街も魅力のひとつで、ぶらりと散歩しながらの観光も楽しめます。

香川県の観光コース

香川県はコンパクトで回りやすく、歴史・自然・アート・グルメが凝縮された魅力的な地域です。高松を拠点に、島々や寺社、庭園、アートの島までを組み合わせて楽しめるコースをご紹介します。

1泊2日モデルコース:高松・栗林公園・金刀比羅宮

1日目:高松市内観光

2日目:琴平町へ

日帰り観光コース:直島アートトリップ

高松港から直島へ

帰路

宮浦港からフェリーまたは高速船で高松港へ戻る(夕方発もあり)。

1泊2日自然満喫コース:小豆島と寒霞渓

1日目:小豆島へ

2日目:寒霞渓と絶景ドライブ

アートと建築好きのための3日間コース

1日目:高松・直島

地中美術館・ANDO Museum・直島銭湯「I♥湯」などを巡るアート漬けの一日。

2日目:豊島と犬島(岡山県側)

豊島美術館・豊島横尾館など、自然と一体化した美術館巡り。犬島では精錬所跡や家プロジェクトを体験。

3日目:高松市内+栗林公園で締めくくり

最終日は街中で食事や買い物、栗林公園で和の美を再確認。

香川+周辺県周遊コース(2泊3日)

1日目:香川(高松・金刀比羅宮)

香川県の定番スポットを観光。夜は高松泊。

2日目:徳島(鳴門の渦潮と阿波おどり会館)

高松からJRで徳島へ。渦潮クルーズと徳島ラーメンがおすすめ。

3日目:愛媛(道後温泉または松山城)

最後は愛媛でゆったり。温泉と城下町文化を堪能。

香川県