中国原産の「コーチン」を素材に独自の改良を進め、平成5年に誕生した「讃岐コーチン」は、一般のブロイラーが約2ヶ月飼育するのに対し、80日以上かけてじっくり飼育。温順な性質で飼育しやすい大型鶏、美しい赤褐色の毛色とりっぱな脚毛が特徴になっている。原種ゆずりの優れた肉質は、適度の歯ごたえとコクに富み、旨味が出るので、全体が美味しく仕上がる煮物には最適だ。低脂肪・低カロリーでとてもヘルシー。産卵数は少ないが、きれいな褐色卵も生産しスーパーや食肉販売店を中心に販売されている。県産オリーブ採油後の果実を加熱乾燥したオリーブ飼料を添加し、出荷前2週間以上与え育てる「オリーブ地鶏」は、 讃岐コーチンの素材の良さを活かしつつ、より一層の旨味を増した地鶏となっている。