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高松

高松の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

高松 観光ガイド

高松の観光・旅行 Info

香川県の県庁所在地である高松市は、瀬戸内海に面した港町であり、歴史、自然、アート、グルメが楽しめる魅力的な観光都市です。以下では、高松市内および周辺でおすすめの観光スポットをジャンルごとに紹介します。

歴史と文化を感じるスポット

栗林公園(りつりんこうえん)

国の特別名勝に指定されている大名庭園で、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三つ星を獲得した日本を代表する庭園のひとつです。広大な敷地に6つの池と13の築山があり、四季折々の風景が楽しめます。

高松城跡(玉藻公園)

海に面した珍しい水城で、日本三大水城のひとつ。堀には海水が引かれており、鯛が泳いでいます。園内には天守台、月見櫓、艮櫓などが残され、歴史ロマンを感じさせます。

屋島(やしま)

源平合戦の舞台で知られる歴史の地。屋島寺や新屋島水族館、そして絶景の展望台があり、夕景や夜景の名所としても人気です。展望台からは瀬戸内海の多島美を一望できます。

アートと現代文化を楽しむスポット

北浜alley(北浜アリー)

古い倉庫街をリノベーションした複合施設で、カフェや雑貨屋、アートギャラリーが集まる高松のカルチャースポット。レトロとモダンが融合した空間で、若者や観光客に人気。

香川県立ミュージアム

美術と歴史が融合した施設で、香川県の歴史・民俗資料・讃岐漆器などが展示されています。企画展も豊富で、家族連れにもおすすめです。

自然・景勝地

女木島(めぎじま)・男木島(おぎじま)

高松港からフェリーでアクセスできる瀬戸内の離島。女木島は「鬼ヶ島伝説」の舞台で、鬼ヶ島大洞窟が有名。男木島は猫とアートの島としても知られ、瀬戸内国際芸術祭の作品も点在しています。

五色台

高松市と坂出市の間に広がる台地で、ハイキングやドライブ、展望台からの景色が魅力。春の桜、秋の紅葉も美しく、自然を楽しむのに最適です。

家族・カップルで楽しめるスポット

新屋島水族館

屋島の山上にある珍しい水族館で、アシカやイルカのショーも楽しめます。山上からの眺望と組み合わせて一日満喫できます。

高松シンボルタワー

高松港の目の前にある複合型タワーで、展望フロアからは瀬戸内海と高松市街を一望できます。周辺にはレストランやカフェも充実。

高松のグルメガイド

瀬戸内海に面した港町・高松市は、讃岐うどんをはじめとする郷土料理や、海の幸・伝統工芸品など、食と文化の宝庫です。観光と合わせてぜひ楽しみたい高松の魅力を、カテゴリごとにご紹介します。

高松の名産品・ローカルフード

讃岐うどん

香川といえば讃岐うどん。コシの強さと喉ごしが特徴で、冷・温、ぶっかけ、釜玉など多彩なスタイルが楽しめます。市内には製麺所系・セルフ系・老舗店など多数。

骨付鳥(ほねつきどり)

鶏の骨付きもも肉を丸ごと焼いた料理。ジューシーでスパイシーな味わいがビールにぴったり。丸亀市発祥ですが、高松でも人気店多数。

オリーブ牛・オリーブハマチ

小豆島産オリーブを飼料に育てたブランド牛とブランド魚。旨みと脂のバランスが絶妙で、高級和食店やホテルレストランで提供されています。

たこ判・ぴっぴ飯

高松周辺のB級グルメ。たこ判はたこ焼き風の大判焼きぴっぴ飯はうどんの混ぜご飯。地元民に愛されるローカルフードです。

高松の人気レストラン

うどんバカ一代

釜バターうどんが名物の人気店。朝6時から営業しており、地元客と観光客でいつも行列です。

一鶴(いっかく) 高松店

骨付鳥の名店で、皮はパリッと、肉はジューシー。親鳥と若鳥の食べ比べも楽しい。地元民も通う行列必至の名店。

味庄(あじしょう)

JR高松駅から徒歩5分の老舗和食処。瀬戸内の鮮魚を使った定食や天ぷらが評判です。観光客に安心の雰囲気。

カフェ・ド・ノエル(北浜アリー)

北浜アリーにあるおしゃれなカフェ。地元食材を使ったランチやスイーツが人気で、海を望むテラス席も魅力。

高松のお土産

讃岐うどんセット

茹でうどんや乾麺、だし付きのギフトセットは、定番かつ実用的なお土産。空港や駅の売店、道の駅で購入可能です。

和三盆(わさんぼん)

上品な甘さと美しい造形が特徴の伝統和菓子。讃岐三白(砂糖・塩・綿)文化を代表する逸品で、茶席のお土産にもぴったりです。

オリーブ製品(小豆島産)

オリーブオイルやオリーブ石けん、化粧品など。香川ならではのヘルシーギフトとして人気。

庵治石グッズ

高松市庵治町で産出される高級石材「庵治石」を使った小物や雑貨は、職人の技が光る希少なお土産。ストーンペーパーや文鎮も人気。

高松の季節の祭り・イベント

高松市とその周辺地域では、歴史・伝統・現代アート・海の恵みなど、多彩なテーマを持つ祭りやイベントが一年を通じて開催されています。ここでは代表的な行事と、それぞれの特徴をご紹介します。

春のイベント

高松春のまつり(4月)

栗林公園や中央公園を中心に開催される春の一大イベント。市民パレードやステージイベント、グルメ屋台などでにぎわいます。桜の時期と重なり、花見とともに楽しめます。

瀬戸内国際芸術祭(春・夏・秋/3年ごと)

瀬戸内海の島々で開催される世界的なアートフェスティバルで、高松港は主要会場のひとつ。女木島・男木島行きフェリーの発着地でもあり、現代アートと自然の融合を体感できます。

夏のイベント

高松まつり(8月上旬)

毎年8月に開催される香川県最大級の夏祭り総おどり(さぬき踊り)や花火大会がメインで、県内外から多くの観光客が訪れます。踊り子が市内を練り歩く「総おどり」は圧巻。

さぬき高松まつり花火大会

高松港沖で打ち上げられる約5000発の花火が、瀬戸内海の水面を美しく彩ります。海辺から眺めるロケーションが魅力です。

秋のイベント

栗林公園 秋のライトアップ(11月中旬〜下旬)

紅葉の見頃に合わせ、夜の庭園が幻想的にライトアップされます。池に映る紅葉や灯りが美しく、カメラマンにも人気。

高松市農林水産祭(10月)

地元産の野菜や海産物、特産品が集まる物産イベント。高松の「食」の魅力が一堂に会する人気企画です。

冬のイベント

たかまつ冬のまつり(12月)

イルミネーションや音楽イベントが楽しめる冬の風物詩。中心部や商店街がライトアップされ、ロマンチックな夜の街歩きが楽しめます。

初詣(屋島寺・田村神社・石清尾八幡宮など)

高松市内の有名な神社仏閣では、年末年始に多くの参拝者が訪れます。特に屋島寺では除夜の鐘と初日の出が人気。

通年・定期開催のイベント

瀬戸内マルシェ(不定期・高松港)

高松港近くで行われる地域密着のマルシェ。地元食材やクラフト品、フードトラックなどが並び、観光客にも人気です。

北浜アリーのイベント

アートとカフェの集まる北浜アリーでは、ライブイベントやアート展示、期間限定マーケットが随時開催されています。

特徴的な事柄

海とアートが融合する「高松ならでは」のイベント文化

高松は港町でありながら、芸術文化を軸としたイベントが充実しています。特に瀬戸内国際芸術祭は「世界が注目する地域再生型アートフェス」として注目されており、島々と都市が連動するユニークなスタイルが魅力です。

伝統と革新の融合

「さぬき踊り」などの古くからの祭りと、現代アートやグルメイベントが共存しているのも高松の特徴。世代を問わず楽しめる観光地としての強みになっています。

高松の気温・天候

香川県高松市は、瀬戸内海式気候に属しており、比較的温暖で雨が少ない地域として知られています。年間を通じて晴天の日が多く、観光にも適したエリアです。ここでは、高松の春・梅雨・夏・秋・冬それぞれの気候や気温、そして気象の特徴について詳しくご紹介します。

春(3月〜5月)

気温と気候の特徴

3月の平均気温は10℃前後、5月には20℃近くまで上がり、穏やかで過ごしやすい気候となります。寒さも徐々に和らぎ、花々が咲き誇る季節です。

観光のポイント

栗林公園の桜や北浜アリーの散策に最適な時期です。朝晩は冷えることもあるため、羽織ものがあると安心です。

梅雨(6月中旬〜7月中旬)

気温と気候の特徴

6月の平均気温は22〜24℃前後。梅雨入り後は曇りや雨の日が続きますが、香川県は全国的にも降水量が少なめで、比較的穏やかです。

特徴的な点

他県に比べて梅雨の時期でも晴れ間が多く、観光が中止になることは少ないのが特徴です。ただし湿度は高くなるため、蒸し暑さには注意が必要です。

夏(7月中旬〜9月中旬)

気温と気候の特徴

7月後半から8月にかけては最高気温が35℃近くになる日もあり、強い日差しが特徴です。一方で、海に面しているため夜は比較的涼しくなる日もあります。

観光のポイント

海水浴、島めぐり(男木島・女木島)、花火大会など、アクティブな観光が人気です。日焼け対策やこまめな水分補給が必須です。

台風について

台風シーズンでもありますが、高松市は台風の直撃が比較的少ない地域です。とはいえ、接近の際は交通機関への影響もあるため、天気予報を事前に確認しましょう。

秋(9月下旬〜11月)

気温と気候の特徴

9月はまだ残暑が続くものの、10月からは気温が下がり、11月には15℃前後の快適な気候になります。空気も澄み、秋晴れが多いのが特徴です。

観光のポイント

紅葉シーズンの栗林公園のライトアップや、屋島からの夕景、五色台のハイキングなど、屋外観光に最適なシーズンです。

冬(12月〜2月)

気温と気候の特徴

冬は全国的に比べると温暖で、最低気温は0℃前後、最高気温も10℃前後と、比較的穏やかな寒さです。積雪はほとんどありません。

観光のポイント

冬季は空気が澄み、屋島や瀬戸内の島々からの絶景を楽しむのに適しています。年末年始には、屋島寺や田村神社での初詣も人気です。

高松へのアクセス

香川県の中心都市・高松市は、四国の玄関口として交通の利便性が高く、本州や他の四国各地からのアクセスも良好です。ここでは、飛行機、鉄道、車、フェリーなど多様なアクセス手段を紹介します。

飛行機でのアクセス

高松空港(TAK)

高松市中心部から南へ約16kmに位置し、車で約30分の距離にある地方空港です。東京(羽田)、沖縄(那覇)、福岡、鹿児島など主要都市との定期便が就航しています。

空港から市内への移動手段

鉄道でのアクセス

JR高松駅

高松市の玄関口となるターミナル駅で、四国旅の拠点として利用されます。駅前はフェリーターミナルやバスターミナルとも接続。

本州からのアクセス
四国内からのアクセス

車でのアクセス

高速道路の利用

高松自動車道瀬戸中央自動車道が交差するエリアに位置しており、本州や四国各地からのアクセスがスムーズです。

主要都市からの所要時間(目安)

フェリーでのアクセス

高松港(サンポート)

高松駅から徒歩5分の場所にあり、小豆島や直島など瀬戸内海の島々との定期便が発着しています。

主な航路

バスでのアクセス

高速バス

高松駅周辺・ゆめタウン高松などから関西・中国・関東方面への高速バスが運行しています。

主要路線(所要時間の目安)

高松の移動手段

高松市とその周辺エリアでは、鉄道・バス・レンタサイクル・レンタカー・フェリーなど、さまざまな移動手段が整っています。観光スポットの多くは公共交通でアクセス可能ですが、目的に応じた手段を選ぶことで、より快適な観光が楽しめます。

鉄道

JR四国(高徳線・予讃線・土讃線)

高松駅を起点に四国各地へ向かう路線網があります。観光に便利な列車も多く運行されています。

ことでん(高松琴平電気鉄道)

地元住民や観光客に人気のローカル私鉄。レトロな雰囲気の車両で、琴平、仏生山、屋島、長尾方面へアクセス可能です。

路線バス・高速バス

ことでんバス・JR四国バス

高松駅や瓦町駅を中心に、市内各地や郊外の観光地へ運行。屋島・栗林公園・庵治方面などにもバスでアクセス可能です。

コミュニティバス

一部の観光地や住宅街を巡る地元のバス路線もあります。運賃が安く、地元の暮らしを感じられる交通手段です。

レンタサイクル・シェアサイクル

高松市レンタサイクル「ことでんチャリ」

高松市中心部や観光地に設置されたポート式シェアサイクル。スマホアプリで簡単に利用可能です。

おすすめの使い方

レンタカー

観光地巡りに便利

高松空港や高松駅周辺には複数のレンタカー会社があります。郊外の観光地(五色台・庵治半島・父母ヶ浜など)へ行く場合に便利です。

注意点

フェリー・高速船

瀬戸内海の島々への移動

高松港からは、小豆島、直島、女木島、男木島などへのフェリー・高速船が出航しています。島めぐり観光には欠かせない交通手段です。

主な航路

高松の観光コース

高松市は歴史と自然、美術、グルメがバランスよく楽しめる街です。市内中心部だけでなく、瀬戸内の島々や近隣エリアも合わせて巡ることで、より充実した旅行になります。ここでは、テーマ別・所要時間別におすすめの観光コースをご紹介します。

1日コース:市内定番スポットを巡る

午前:栗林公園と周辺散策

栗林公園(日本庭園)を朝の澄んだ空気の中でゆったり散策。園内の掬月亭でお抹茶と和菓子を楽しむのもおすすめです。

その後、徒歩またはレンタサイクルで商店街や北浜アリーへ。瀬戸内らしい雰囲気のカフェや雑貨屋が点在しています。

午後:玉藻公園(高松城跡)と港エリア

玉藻公園(高松城跡)で歴史に触れた後、すぐ近くの高松港エリアを散策。フェリーターミナルやサンポート高松からは、瀬戸内海を一望できます。

夜:高松の名物うどんと夜景

人気店で讃岐うどんを味わったあとは、サンポート高松のシンボルタワー展望台から夜景を堪能しましょう。

半日コース:アートと自然を楽しむ屋島・志度方面

午前または午後:屋島エリア

ことでん屋島駅またはJR屋島駅からバスで屋島山上へ。四国村ミウゼアム(民家博物館)や、新屋島水族館屋島寺など見どころが満載です。

屋島山上からの瀬戸内の多島美の絶景は一見の価値あり。展望台では朝夕の眺めも人気です。

日帰りコース:小豆島アート&自然巡り

午前:高松港からフェリーで小豆島へ

高松港 → 土庄港(フェリーで約1時間)。レンタカーまたはバスを利用して観光スタート。

昼前〜午後:小豆島の名所巡り

夕方:フェリーで高松へ戻る

フェリーの最終時刻に注意しつつ、小豆島土庄港→高松港へ(最終便は季節や曜日により異なります)。

2日間コース:瀬戸芸アートと島旅体験

1日目:直島を満喫

2日目:豊島または男木島へ

特別コース:讃岐の歴史探訪(丸亀・琴平)

丸亀城とうちわの町歩き

JR高松駅から快速で約30分。石垣の美しい丸亀城を見学した後、うちわの港ミュージアムなど地場産業の体験も可能。

金刀比羅宮でパワースポット参拝

琴平駅まで電車で移動し、金刀比羅宮へ参拝。785段の石段を上る達成感と、頂上からの景色は格別です。

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