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小豆島・直島

小豆島、直島の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

小豆島 直島 観光ガイド

小豆島・直島の観光・旅行 Info

瀬戸内海に浮かぶ小豆島と直島は、それぞれ独自の魅力を持つ観光地です。小豆島は自然や歴史、食文化が豊かで、直島は現代アートの聖地として国内外から注目されています。以下に代表的な観光スポットをご紹介します。

小豆島(しょうどしま)の観光地

寒霞渓(かんかけい)

日本三大渓谷美のひとつ。ロープウェイからは、奇岩と紅葉、瀬戸内海の絶景が広がります。特に秋は紅葉の名所として人気です。

エンジェルロード

干潮時に現れる砂の道で、恋人の聖地として知られます。大切な人と手をつないで渡ると願いが叶うと言われています。潮の時間を調べて訪れるのがおすすめです。

小豆島オリーブ公園

オリーブ栽培発祥の地で、地中海のような風景が広がります。風車のある丘や、映画『魔女の宅急便』のロケ地でもあり、フォトスポットが豊富です。

二十四の瞳映画村

映画『二十四の瞳』のロケ地を再現した村。昭和初期の木造校舎や港町の雰囲気が漂い、ノスタルジックな体験ができます。

中山千枚田

島の山あいに広がる棚田。日本の原風景を思わせる美しい景観で、季節ごとに田植えや稲刈りの風景が楽しめます。

迷路のまち(土庄本町)

江戸時代の名残をとどめる路地裏が複雑に入り組んだ「迷路のような町並み」。スタンプラリーなどの体験も人気です。

直島(なおしま)の観光地

地中美術館

建築家・安藤忠雄が設計した地下に埋め込まれた美術館。自然光を取り入れた空間で、クロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレルの作品が展示されています。

ベネッセハウスミュージアム

アートと宿泊施設が融合した複合施設。海と一体化したような空間に現代美術作品が点在し、泊まる美術館として知られています。

家プロジェクト(本村地区)

直島の古民家を改装し、国内外のアーティストが現代アート作品として蘇らせたプロジェクト。歩いて回れる距離に点在しています。

南瓜(草間彌生作品)

直島のシンボルともいえる黄色い「かぼちゃ」のオブジェ。海辺にぽつんと佇む姿は、撮影スポットとしても大人気です。

ANDO MUSEUM

安藤忠雄の建築と直島との関係を紹介する資料館。和とモダン建築の融合が体感できます。

I♥湯(アイラブゆ)

アーティスト・大竹伸朗がデザインしたアートな銭湯。実際に入浴可能で、地元の人との交流も楽しめます。

小豆島・直島のグルメガイド

瀬戸内海に浮かぶ小豆島と直島は、それぞれが特色ある食文化と特産品を持ち、旅行の楽しみのひとつになっています。地元食材を使った料理や、お土産にぴったりの逸品も豊富にそろっています。

小豆島の名産品・グルメ

オリーブ製品

小豆島は日本のオリーブ栽培発祥の地。オリーブオイルはもちろん、化粧品、ピクルス、塩漬けなど多彩な商品があります。
オリーブ公園内のショップでは試食も可能です。

小豆島そうめん

手延べ製法によるコシの強い細麺が特徴。冬に食べる「にゅうめん」や、冷たいつけだれでも美味しくいただけます。島内の食事処でも味わえます。

醤油

小豆島は醤油の産地として有名で、江戸時代からの蔵が今も稼働中。「マルキン醤油記念館」では製造過程の見学や試飲が可能です。

佃煮

地元の醤油や海産物を活かした佃煮はお土産にぴったり。海苔、昆布、小魚など種類豊富にそろいます。

人気レストラン・食事処

おすすめのお土産

直島の名産品・グルメ

直島カレー

地元野菜と瀬戸内魚介の出汁が効いたオリジナルカレー。多くのカフェが個性的な直島カレーを提供しており、食べ比べも楽しめます。

瀬戸内レモン・柑橘系スイーツ

瀬戸内の温暖な気候で育つ柑橘類を使用したケーキ、タルト、レモネードなどが人気です。

直島バーガー

島の食材やオリジナルソースを使ったご当地ハンバーガー。観光の合間の軽食にぴったりです。

人気レストラン・カフェ

おすすめのお土産

高松港・宇野港周辺のお土産スポット

高松港

小豆島・直島行きのフェリーターミナルにあるショップでは、オリーブ製品・小豆島そうめん・直島アートグッズなどをまとめて購入できます。

宇野港(岡山県)

直島から本州側に戻る場合、宇野港でも直島関連グッズや岡山土産(桃やきびだんご)などが手に入ります。

小豆島・直島の季節の祭り・イベント

小豆島・直島は、自然や歴史、そして現代アートが融合した魅力あふれる島々です。島ならではの伝統的な祭りから、世界的に注目を集めるアートイベントまで、年間を通して訪れる価値のある催しが多数開催されています。

小豆島の祭り・イベント

小豆島秋祭り(10月)

小豆島各地で開催される秋の例大祭。特に有名なのは「土庄八幡神社」や「池田八幡神社」での神輿や太鼓台の練り歩きです。島内の多くの集落が参加し、獅子舞や唐獅子の演舞も見どころです。

寒霞渓もみじ祭り(11月)

寒霞渓が紅葉で色づく時期にあわせて開催されるイベントで、特産品の販売ハイキングツアーなどが行われます。紅葉と瀬戸内海を一望する絶景が楽しめます。

オリーブ収穫祭(10月下旬〜11月)

小豆島の名産であるオリーブの収穫時期にあわせた体験型イベント。収穫体験、オリーブオイルのテイスティング、手作りコスメのワークショップなども人気です。

二十四の瞳映画村イベント(不定期)

季節に応じたイベントや、昭和レトロな企画展が開催されます。浴衣撮影会や紙芝居など、ノスタルジーを感じる体験が特徴です。

直島の祭り・イベント

直島つつじ祭り(5月上旬)

町内の直島町つつじが丘公園で開催される祭り。地元グルメの屋台や、ステージイベントがあり、満開のつつじとともに春を祝うローカルイベントです。

直島夏祭り(8月中旬)

花火大会を中心とした夏の風物詩。浴衣姿の人々でにぎわい、盆踊りや縁日、出店も楽しめます。アートの島ならではの幻想的な夜が楽しめます。

瀬戸内国際芸術祭(3年ごと)

瀬戸内国際芸術祭(Setouchi Triennale)は、瀬戸内海の島々を舞台に3年に一度開催される現代アートの祭典。
直島、小豆島、豊島などが会場となり、世界中のアーティストによる新作アートが多数展示されます。島全体が美術館のようになり、春・夏・秋の3シーズン制で開催されます。

次回開催予定

特徴的な事柄・文化

島の「地車(だんじり)」文化

小豆島の秋祭りでは、「太鼓台」や「だんじり」と呼ばれる山車(やま)が登場し、青年たちが担いで町を練り歩きます。特に唐獅子舞との組み合わせは、香川独自の伝統文化として見応えがあります。

アートと祭りの融合

直島では、現代アートが地域文化に溶け込むように整備されており、祭りやイベントも芸術的な演出が加わることがあります。神社の境内に現代彫刻が置かれていたり、アート作品の中で音楽イベントが行われたりすることもあります。

小豆島・直島の気温・天候

瀬戸内海に位置する小豆島・直島は、温暖で雨が少ない瀬戸内気候に属しています。年間を通して比較的過ごしやすく、四季折々の風景が楽しめるのが特徴です。以下に、春・梅雨・夏・秋・冬の気候の特徴と、雨や台風についても詳しく解説します。

春(3月〜5月)

気温と特徴

3月は平均気温10〜13℃、5月には20℃を超える日もあり、徐々に暖かくなります。桜や新緑の季節で、島の自然が色づき始める穏やかな季節です。

服装の目安

薄手のコートやジャケットが必要ですが、日中はシャツ1枚でも過ごせる日もあります。

観光のおすすめ

寒霞渓や小豆島オリーブ公園では、春の草花が見頃を迎えます。直島ではアート鑑賞や街歩きが快適に楽しめる気候です。

梅雨(6月中旬〜7月中旬)

気温と特徴

平均気温は22〜26℃前後。湿度が高く、雨が続くこともありますが、他地域に比べて降水量は少なめです。短時間のにわか雨が多いのも特徴です。

服装の目安

通気性の良い服装がおすすめです。雨具(折りたたみ傘・レインコート)を持参しましょう。

観光のおすすめ

人が少なく、美術館めぐりや屋内施設をじっくり楽しめる時期。地中美術館や家プロジェクトの静けさを満喫できます。

夏(7月下旬〜9月初旬)

気温と特徴

平均気温は28〜32℃程度。晴天が多く、強い日差しと高い湿度が特徴です。熱中症対策が必要ですが、瀬戸内海の海風があるため、都市部よりも快適に感じられることもあります。

服装の目安

半袖・帽子・サングラス・日焼け止めが必須です。こまめな水分補給も忘れずに。

観光のおすすめ

直島の海辺やベネッセハウス周辺、エンジェルロードの潮風を感じながらの散策がおすすめ。小豆島ではオリーブビーチなど海水浴も楽しめます。

台風について

台風の影響を受けるのは主に8月〜9月。ただし、瀬戸内海は比較的台風の直撃が少ない地域です。それでも、フェリーの欠航や風雨による観光施設の休業には注意が必要です。

秋(9月中旬〜11月)

気温と特徴

9月はまだ暑さが残るものの、10月以降は涼しくなり、紅葉や実りの季節が始まります。11月の寒霞渓の紅葉は見応え抜群です。

服装の目安

日中は長袖シャツや薄手の上着、朝晩はジャケットがあると安心です。

観光のおすすめ

寒霞渓ロープウェイでの紅葉観賞や、アート鑑賞にぴったりの季節。涼しく快適な気候のため、島歩き・サイクリングにも最適です。

冬(12月〜2月)

気温と特徴

平均気温は5〜10℃程度。雪はほとんど降らず、晴天の日が多いのが特徴です。海風は冷たく感じるため、防寒対策は必要です。

服装の目安

コートやマフラーが必要です。風の強い日は体感温度が下がるので、重ね着を心がけましょう。

観光のおすすめ

寒霞渓からの澄んだ空気の展望、冬の静かな直島でアートと向き合う時間が魅力的です。オフシーズンのため、観光客が少なく、ゆったりと過ごせます

年間の気候の特徴

瀬戸内海気候の特徴

小豆島・直島は年間を通して降水量が少なく、晴天率が高い地域です。激しい寒暖差や極端な気象が少ないため、旅行しやすい気候と言えます。

風・海の影響

海に囲まれているため、潮風や湿気を感じる日もあります。特に夏・冬はフェリーの運行状況に注意しましょう。

小豆島・直島へのアクセス

小豆島と直島は瀬戸内海に浮かぶ人気の島々で、本州や四国からフェリーでアクセスすることができます。以下に主要なアクセスルートをご紹介します。

本州・四国からのアクセス

高松港(香川県)から

香川県高松市にある高松港は、小豆島・直島両方への主要な玄関口です。JR高松駅から徒歩約5分の距離にあり、非常にアクセスが便利です。

高松港 → 小豆島(主要ルート)
高松港 → 直島(宮浦港)

岡山県・宇野港から

岡山県玉野市の宇野港は、直島へ行く際に便利な本州側の港です。JR宇野駅から徒歩5分。

宇野港 → 直島(宮浦港・本村港)

姫路港(兵庫県)から

姫路港からは、小豆島へのフェリーが出ています。関西圏からのアクセスに便利です。

姫路港 → 小豆島(福田港)

日生港(岡山県備前市)から

日生(ひなせ)港からも、小豆島の大部港へのフェリーが運航されています。電車でJR日生駅下車、徒歩約5分。

日生港 → 小豆島(大部港)

飛行機を利用する場合

高松空港からのアクセス

高松空港から高松港へはリムジンバスで約40〜50分。空港から直接小豆島・直島へは行けませんが、高松経由でアクセス可能です。

岡山空港からのアクセス

岡山空港から宇野港までバスと電車を乗り継いで約1時間30分。直島方面へのアクセスに適しています。

島内間の移動

小豆島 ↔ 直島の直行便について

小豆島と直島を直接つなぐ定期フェリーはありません。
一度高松港を経由する必要があります。高松港を中継地として、1日で両島を移動可能です。

小豆島・直島の移動手段

小豆島・直島を観光する際は、港から各観光地へのアクセス手段を上手に使い分けることが大切です。島内では路線バス、レンタカー、レンタサイクル、観光タクシーなどの移動手段があります。以下にそれぞれの特徴を紹介します。

小豆島の移動手段

路線バス

小豆島では小豆島オリーブバスが島内を広く網羅しています。主な港(土庄港・池田港・草壁港・福田港)と観光地(オリーブ公園、寒霞渓、二十四の瞳映画村など)を結んでいます。

ポイント

レンタカー

島内を効率的に巡りたい場合はレンタカーが便利です。主要港に営業所があります。特に寒霞渓や遠隔地の観光地を巡る場合に最適です。

注意点

レンタサイクル・電動アシスト自転車

小豆島の一部地域では電動自転車のレンタルも可能です。オリーブ公園周辺や港周辺をのんびりと散策したい人におすすめです。

坂道に注意

島内にはアップダウンが多いため電動アシスト付きが推奨です。

観光タクシー・貸切タクシー

時間が限られている旅行者や高齢者に人気の手段。半日・1日コースの観光タクシーを事前予約することも可能です。

直島の移動手段

町営バス

宮浦港〜本村〜つつじ荘方面を結ぶ町営バスが運行されています。100円均一運賃で気軽に利用できます。

運行の特徴

ベネッセアートサイト専用シャトルバス

地中美術館〜ベネッセハウス〜李禹煥美術館などを巡るシャトルバスが運行。アート鑑賞に便利です。

レンタサイクル・レンタバイク

直島観光の定番。港近くで電動アシスト自転車や原付バイクを借りることができます。

おすすめの理由

徒歩

本村エリア宮浦港周辺などは徒歩でも十分観光が可能です。
特に「家プロジェクト」や「赤かぼちゃ」周辺は歩いて巡るのが楽しいエリアです。

島と島を結ぶ移動(補足)

小豆島と直島を直接結ぶ航路はなし

小豆島と直島間には定期フェリーが運行されていません。そのため、高松港または宇野港を経由して乗り継ぎをする必要があります。

例:小豆島→高松→直島

小豆島・直島の観光コース

アートと自然、歴史と食を楽しめる小豆島と直島。以下では、旅行の期間に合わせたモデルコースを紹介します。観光時間やアクセスを考慮した効率的なプランです。

モデルコース①:1泊2日(直島+小豆島コンパクト周遊)

1日目:直島 アート巡りと海辺の散策

午前|宇野港または高松港から直島へ移動
昼|家プロジェクト(本村地区)を鑑賞

古民家と現代アートが融合した空間をじっくり巡る。ANDO MUSEUMもおすすめ。

午後|ベネッセアートサイト巡り
夕方|つつじ荘周辺で夕景観賞・宿泊

直島の夕日は美しく、静かな海辺の宿でリラックス。

2日目:高松港経由で小豆島へ → 名所巡り

午前|フェリーで高松港経由 → 小豆島 土庄港へ
昼前|エンジェルロード(干潮時のみ渡れる)

恋人の聖地として有名な砂の道。写真撮影におすすめ。

午後|小豆島オリーブ公園で地中海気分
夕方|土庄港からフェリーで帰路へ

モデルコース②:2泊3日(小豆島メイン+直島日帰り)

1日目:小豆島 観光スポット満喫

午前|土庄港着 → 寒霞渓ロープウェイへ

四季折々の景観と渓谷美。日本三大渓谷美の1つ。

午後|二十四の瞳映画村・岬の分教場

映画のロケ地を活かしたレトロな観光スポット。昭和の雰囲気とノスタルジーに浸れます。

夜|温泉旅館でゆったり

小豆島温泉(オリーブ温泉・鹿島海水浴場近くなど)がおすすめ。

2日目:小豆島周遊ドライブ・直島日帰り

午前|オリーブ公園と醤の郷(しょうゆの里)見学
午後|フェリーで直島へ → アートスポットを短時間で巡る

地中美術館・赤かぼちゃなどの主要スポットを効率よく見学。

夕方|再び小豆島へ戻り、島内泊

3日目:のんびり観光+お土産ショッピング

午前|迷路のまち(迷路のような町並み)散策

土庄港近くの古い町並みと現代アートが融合するエリア。

昼〜午後|お土産購入&フェリーで帰路へ

補足:旅行のポイント

季節ごとのおすすめ
移動手段の工夫

香川県